■ 炭の基礎知識
科学的に認められた炭の5つの働き・効果
1、すぐれた吸着力
小さな穴が集まった多孔質構造により、化学物質やにおいの成分などをミクロの孔に吸着します。
2、ミネラル補給
炭は、ミネラル(灰分)を多く含んだ炭素のかたまりです。
樹木が蓄えていたミネラルが灰になっても残るので、ミネラル成分が2〜4%も含まれています。
3、遠赤外線効果
炭を加熱すると遠赤外線や近赤外線などの赤外線を放出します。
遠赤外線は、肉や魚を内側から温めグルタミン酸などのうまみ成分を引き出します。
4、還元作用
炭には酸化した物質を還元する作用があります。
失われた原子を取り戻す働き、物が酸化して劣化するのを防ぐ働きをします。
5、触媒作用
炭の新しい機能として金属酸化物との複合化による触媒作用についても注目されています。
例えば、光が当たると化学反応を促進する光触媒があります。